りん　２０２０年２月１０日　永眠しました。

りん（♀）推定年齢　１５歳（２０１９年１１月時点）　


センター収容猫です。
サビ柄のおばあちゃん。可愛い可愛いおばあちゃん。

リンは衰弱した状態で蹲っていたところを発見した方によって、センターに持ち込まれました。
いつまでも居られる場所ではありません。
引き取り手がなければ殺処分となります。

特にリンのように高齢だったり、負傷傷病猫だったりすると、公示期限満了を待たずに亡くなってしまったり、
期限が過ぎ生きていられたとしても、お迎えがなければ、強制的に命を絶たれてしまいます。

保護当初から全身状態はよくなく、脱水が激しく呼吸も荒めで、食欲にも波があります。
現在、検査結果を待っているところです。
今は酸素室の中で、預かりボランティアさんサポートのもと、少しづつ自力でご飯が食べられる日もあります。
栄養を与えるためのチューブを入れていましたが、取ってしまってからは、なかなか強制給餌も難しいリンです。

このような状態ですから、里親さまではなくフォスターペアレントさまを募集したいと思います。
里子として迎え入れることはできなくても、1日100円、1ヶ月3000円の援助で養い親となっていただき、リンの生を共に支えていただく制度です。

リンには飼い主さんがいたのではないかな。と思います。
シンドイ時こそ一緒にいたかったハズ。
その代わりを、またたび家保護猫として預かりボランティアさんが献身的にお世話してくださっています。
今、リンの余生は優しさに包まれたものになりました。

後は少しでも苦痛なく、穏やかに過ごせますように。。
避妊手術はおそらく済んでいるだろうとの獣医師の判断でしたが、リンの負担を考慮し開腹はしていません。



【医療処置情報】　これから実施のも含まれます
＊健康チェック
＊3種混合ワクチン接種
＊ウイルス検査(FIV　FeLV共に陰性)
＊検便
＊駆虫薬投与(レボリューション、ドロンタール)
＊マイクロチップ装着
＊不妊・去勢手術