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災害時に向けての対応

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 2013年発表の『被災動物の救護対策ガイドライン』では、大災害時には飼い主がペットへの
 必要なしつけと健康管理をする事を原則に飼い主とペットが一緒に避難ができるようになりましたが、
 各自治体によって避難所の対応が異なりますので、事前に管轄の自治体へ問い合わせておきましょう。
 意図しない置き去りを防ぐためにも、非常時はペットと行動を共にしてあげて下さい。
 その為に日頃からの準備が必要になります。以下を参考に災害時にむけて対応をしましょう。 

 【防災時に備えてやっておくこと】

  • 不妊・去勢手術を行う
  • 健康診断をする
  • 各種ワクチンを行う
  • マイクロチップ、名前・連絡先付き首輪・迷子札をする
  • 決められた場所で排泄ができるようにする
  • 人や他の動物を怖がらないように、会わせる機会があれば作る
  • ケージやキャリーバッグに入ることを嫌がらないように日頃から入れて慣らしておく
  • 家にペットがいるというサインを玄関などに表示する
  • 家具やケージが落下しないように固定する
  • 家族間の連絡方法、避難経路、ペット同行可能な避難所の情報収集、留守中の対処方法などを話し合う

 またたび家の里親様には、譲渡の際に不妊・去勢手術、マイクロチップの装着、ワクチンの接種を
 義務付けておりますが、上記に記載させていただきました。

 
 【防災のために用意しておきたいもの】

  • 飲み水、フード、トイレの砂、ペットシーツなど (最低でも1週間分)
  • フードや水の容器
  • キャリーバッグやクレート (普段、スムーズに入れるように慣らしておきましょう)
  • ハーネス、リード (普段から短時間でもいいので装着して慣らしておきたい)
  • タオル、フリース、ビニール袋、ティッシュ、ブラシ、爪きり、おもちゃなどのペット用備品
  • 常備薬、治療薬など
  • かかりつけ病院の診察券 
  • ペットの写真、ペット情報を明記したもの
    (名前、生年月日、緊急連絡先、ワクチン接種情報、健康状態情報、マイクロチップ番号など)


 避難所や仮設住宅では動物を好きな人ばかりではありませんので、ペットの扱いには普段よりも
 周りに配慮することが必要です。ペットの世話やフードの確保などの飼養管理は飼い主の
 責任の下行うことになりますので、衛生的な飼養を心がけ、周りの人に配慮したルールを作り、
 飼い主同士が協力して助け合いましょう。

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